缶バッチの種類って?

缶バッチのマシンやパーツを供給している会社は数社ありますので1種類ではありません。マシンもそうですがパーツの裏表をみると微妙に違っているのが分かります。同じサイズと思っても微妙に形が違っているので、このマシンにはこのパーツしか使えません。これを良く分かってないと失敗します。

缶バッジのマシンとパーツの供給業者

缶バッチマシンのマシンとパーツを販売する会社は何社かあります。マシンにしてもパーツにしてもそれぞれ違いますのでA社のマシンを買ったらA社のパーツしか使えませんので注意が必要です。主な供給業者は以下の会社です。

ダイキ
缶バッチマシンでは一番古い会社で昔の缶バッチはほぼこの会社のものです。マシンは20万円程度で、パーツは数十円程度のコストがかかります。マシンもパーツも日本製でサポートも非常に良いという評判です。日本製に拘っている缶バッチ業者さんはここのマシンを使っています。
興亜産業
こちらは海外製のマシンとパーツを販売しているようです。円形の缶バッチが一般的ですがこちらではハート形のように面白い形の缶バッチも作れます。マシンを買えばアタッチメントを取り換えるだけで色々な大きさに対応可能になっています。
バッジマン
こちらも海外製のマシンとパーツを販売しているようです。主なマシンであれば3万円~4万円程度の価格で購入できる手軽さがあります。形は円形の他に長方形や楕円形もあるので珍しい缶バッチを作ることができます。
缶バッジマシン屋
こちらでは日本製のものと海外製のものを販売しているようです。日本製のものはダイキ製のマシンを取り扱っていて、海外製のものはバッジマンと同じマシンを扱っているようです。

パーツの形や大きさに注意

缶バッチのパーツは表から見ますと違いがないように思いますが、裏を見るとその違いがわかります。左は安全ピンがついてますが、右のものはダブルフックと呼ばれるピンになっています。バッチの穴の位置や大きさなども異なっているのがわかるかと思います。従いまして、ダイキの缶バッチマシンは写真左のダイキのパーツでしか作ることができません。 海外製のものでは同じサイズであることが多いのですがその場合でも機械やパーツの組み合わせが合ってないと、きちんと缶バッチになりませんので注意が必要です。

バッジの違い

安全ピンとダブルフック

海外製のパーツと日本のパーツの決定的な違いは安全ピンか安全ピンタイプ(ダブルフック)かということです。安全ピンは聞きなれている言葉ですが、ダブルフックというのはというものでしょうか。ダブルフックは写真のように二本のフックでピンの先を固定しますので安全に使うことができます。だた一部の缶バッチ業者さんでは子供などの使用を想定した場合、安全ピンがついたクリップタイプをすすめているところもありました。また安全ピンでも必ずしも安全ではないと言っている業者さんもありました。確かにそうだと思います。どちらにしても安全に気を付けて使わないといけないですね。

バッジの違い